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頭部

【読影診断】多発する溶骨性病変+一部に造骨性病変:多発性骨髄腫>悪性リンパ腫の疑い。ご精査ください。血中・尿中M蛋白を確認してください。高Ca血症、腎障害、貧血などの有無も確認ください。 右中葉に炎症瘢痕 前縦隔腫瘤影:遺残胸腺、胸腺嚢胞などの可能性

2016.01.06

293352-0000058662 (2)

検査目的・臨床情報

斜台部脊索腫・全身病変の精査のため造影CT施行。
XX/XX 頭部CT施行。
XX/XX 造影MRI施行。

所見

斜台を中心に溶骨性陰影を認めます。後頭骨左側にも類似陰影がみられます。すりガラス様の骨硬化像もみられます。
脊椎(C6、Th1〜3、Th5、Th9〜12、L5)、左第10肋骨などに溶骨性病変を認めます。辺縁に骨硬化性のrimを認めます。一部は、骨硬化像を認め、造骨性病変となっています。多発性骨髄腫の疑いがあり、鑑別として、悪性リンパ腫も挙がります。精査をお願いします。血中・尿中M蛋白を確認してください。高Ca血症、腎障害、貧血などの有無も確認ください。

右中葉に炎症瘢痕を認めます。
前縦隔に腫瘤影を認めます。造影効果は目立ちません。遺残胸腺、胸腺嚢胞などの可能性を考えます。悪性腫瘍を疑うような印象ではありません。経過観察してください。
胸水みられません。

肝、胆、膵、脾、腎に有意な所見を認めません。
腹水はみられません。
骨盤部にも有意な所見はありません。
原発巣を疑うような病変は指摘できません。
その他、明らかな異常を認めません。

読影診断

多発する溶骨性病変+一部に造骨性病変:多発性骨髄腫>悪性リンパ腫の疑い。ご精査ください。血中・尿中M蛋白を確認してください。高Ca血症、腎障害、貧血などの有無も確認ください。
右中葉に炎症瘢痕
前縦隔腫瘤影:遺残胸腺、胸腺嚢胞などの可能性