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頭部

【読影診断】多発骨病変:骨転移の可能性>斜台脊索腫、軟骨肉腫も鑑別に挙がります。全身検索が必要と考えられます。 明らかな脳転移は認められません。 右小脳半球陳旧性微小脳出血疑い

2016.01.06

293352-0000058662

検査目的・臨床情報

XX/XX 頭部MRI:斜台部に骨変化あり

XX/XX 頭部CT:斜台部の脱灰像あり

所見

前回MRI検査(20XX/XX/XX)、CT検査(20XX/XX/XX)と比較しました。

斜台に不均一なT2高信号が認められ、辺縁〜頭側に不均一な低信号を伴っています。また、後頭骨左側寄りの板間層に沿って不均一なT2高信号を認められ、CT上、溶骨性変化を生じています。後頭骨左頭蓋底側は肥厚し、T2低信号を示しており、これに一致して、CT上、骨硬化性変化が認められます。
これら、Gd-T1強調画像上、不均一によく造影されています。斜台脊索腫、軟骨肉腫も鑑別に挙がりますが、多彩な骨病変が多発しており、骨転移も充分に考えられます。消化管、乳腺、甲状腺など全身検索が必要と考えられます。
Gd-T1強調像上、脳転移を示唆するような明らかなenhanced massは認められません。
T2*強調像上、右小脳半球に陳旧性微小脳出血が疑われます。
その他、明らかな腫瘤や脳血管障害は認められません。

MRA上、明らかな拡張部、狭窄部は認められません。
その他、有意な所見はありません。

読影診断

多発骨病変:骨転移の可能性>斜台脊索腫、軟骨肉腫も鑑別に挙がります。全身検索が必要と考えられます。
明らかな脳転移は認められません。
右小脳半球陳旧性微小脳出血疑い