サンプルレポート

現在までのレポート公開数
0042症例

四肢

【読影診断】・棘上筋腱断裂疑い ・棘下筋腱部分断裂疑い ・上腕骨頭大結節部の骨挫傷疑い

2013.12.12

293312-01105975

検査目的・臨床情報

転倒し右肘をつき、右肩の痛みが出現。
X-P上骨折は認めませんが、棘上筋腱付着部に圧痛があり、関節内出血を認めました。
1週間経過しましたが、右肩挙上不能です。

所見

烏口肩峰アーチと上腕骨頭間隙が狭小化しています。
棘上筋腱はcritical zoneにおいて、完全断裂しています。棘上筋腱は関節窩レベルまで退縮しています。棘上筋自体も萎縮しています。
棘下筋腱も高度に萎縮しています。部分的に腱の連続性は保たれているようであり、完全断裂ではなく、部分断裂を思わせます。

小円筋腱、肩甲下筋腱の断裂はみられません。
上腕二頭筋長頭腱の脱臼や断裂などを認めません。

関節内に滑膜肥厚像がみられます。肩峰三角筋下包に肥厚を認めます。
大結節には骨髄浮腫像があり、軽微な骨挫傷の可能性があります。
その他、明らかな異常を指摘できません。

読影診断

・棘上筋腱断裂疑い
・棘下筋腱部分断裂疑い
・上腕骨頭大結節部の骨挫傷疑い